photo credit: ROSS HONG KONG via photopin cc
本来、その日その時にやる必要のなかったタスクをやる場合、通常のタスクを実行する時に比べて精神力=MPを消耗します。
どのような状況で上記の様なことが起こるのでしょうか。
おとといから昨日のわたしの実体験で解説しましょう。
(MPという概念は下記リンクでリンクで紹介されています。RPGでお馴染みのMPという概念をタスク管理に応用されていることに感動しました。)
R-style » セルフコントロール力との付き合い方 あるいはMP戦略
マイナスを0に戻す状況例
日曜日、わたしは洗濯物を干して外出しました。
帰宅後、「今日は日本酒でも飲むか!」と思いつき、気持ちよく晩酌しました。
一通り飲んだ後、「あ、なんか眠いな」と思い、そのままベッドに横になり、寝てしまいました。
翌朝・・・
「なんじゃ、この散らかったテーブルは!?洗濯物も取り込んでないし!昨日、風呂に入り忘れたかシャワーも浴びないと!」
マイナスを0に戻す虚無感
結局、月曜日は日曜日にやっておくべきことをやる為に多くの時間を使うことになりました。
上の例はプライベートの出来事ですが、仕事でも同じようなことが起こります。
本当は毎日書かなければならない日報を、平日は忙しかったので週末の夜にまとめて書く等です。
このようなことを繰り返していると、
「昨日ちゃんとやっとけば、今こんなことしないで済むのに」
「もっと有意義なことに時間を使えたのに」
と、昨日の自分を責め始めます。
自己を否定し、MPを消耗するのです。
そして、「あぁ、今日は昨日までの借金を返しただけで、何も前に進まなかったなぁ」と、虚無感を感じてカラッポになった心と共に眠りにつくのです。
マイナスを0に戻すタスクをなくすために
しかし、安心してください。
先人たちはこのような状況を避けるための方法を遺してくれています。
それが、ライフハックです。
やりたいことするには、まずマイナスの借金生活から抜け出す必要があります。
ライフハックは借金を作らない方法を授けてくれます。
効果的なツールや考え方で自己の規律を助けたり、具体的な方法でタスク自体の負荷を減らしたりしてくれるのです。
先日は別の視点からの意見を述べましたが、やはり前に進むための前提として、ライフハックは欠かせません。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました。
~~編集後記~~
晩酌時も時間管理をきっちり行い、「はい、事前に設定していた1時間経過したので、晩酌終了」とできればいいのですが、私の中の悪魔が「そんな野暮なこと言うなよ」とささやき、なかなかうまくいきません。
判断力、忍耐力ともに低下するので、酔っているときの自己管理には相当工夫を重ねないといけません。感情に影響されない仕組みの構築が必要です。