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私のストレス対策シリーズ。
昨日は現状分析までしたので、今日はいよいよ対策です。
対策は3パターン考えました。
- 発散系1:運動
- 発散系2:気功
- 対峙系:マインドフルネス瞑想
記事の要約
発散系1:運動
ご存じの通り、運動はストレス発散に非常に効果的です。
運動はストレスがもたらす負の影響を取り除き、耐性をより高める効果があるとのこと。
クラシック音楽もクロスワードも効果なし!? 脳の働きを高めるのに一番なのは「運動」という研究結果 : ライフハッカー[日本版]
私自身も運動好きなので、その効果は実感しています。
が、以下の2点から今回の対策に運動は選びませんでした。
既に毎朝運動している
毎朝、運動しているので、夜に運動するとオーバートレーニングになる。
理由があって朝に運動をすることにしているので、夜に時間を移すつもりがない。
時間がかかる
人によると思いますが、私の場合、運動を始めてから「ストレス発散できたなぁ」と思えるまで20分くらいかかります。
運動=散歩やジョギングだとして、準備や後片付けを含めると30分。
ストレスを軽減するだけのために30分は使いすぎです。
出来れば15分程度にしたい。
発散系2:気功
またわたくし得意の怪しいやつです。
「気功とはなんぞや?」と言うテーマは深過ぎて私には手に負えないのでここでは割愛させて頂き、ストレス発散に効果があるかないかだけに論点を絞ります。
私個人の体験に限れば、気功はストレス発散に効果があります。
数年前、「ちょっと気功って面白そうだな」と、Amazonで以下の2冊を買い、触りだけ数ヶ月続けたことがあります。
この本に書いていることをきちんとやろうとすると、1日1時間以上は気功の鍛錬に時間を充てることになります。
気功を身につけることを人生の目標にしているのならば是非やるべきですが、私はそうでないのでこんなに時間は取れません。
そこで、ストレス軽減に効果のある泄法(しゃほう)のみを行います。
泄法(しゃほう)と補法(ほほう)
気功には、自分の中にある気=内気と自分の外にある気=外気という概念があります。
そして
動きのある動作によって、邪気など体の中に詰まっているものを掃除して、内側の気の流れを活発にする方法気功革命―癒す力を呼び覚ます
こちらが泄法の気功法で、
気功法の独特のじっと動きのないポーズを続けることによって外から気のエネルギーを取り入れる方法同上
こちらが補法の気功法です。
「みんな!オラに力を分けてくれ!」ってやつです。
ストレス発散には泄法
具体的な方法は本を見て頂くとして、ストレス発散に役立つのは泄法です。
補法も外気を内気に転換し、内気圧を高めて邪気を追い出すのですが、気功法の一連の流れはまず泄法、次に補法という順番なので、初心者は泄法から始めた方が無難です。
泄法にも様々な気功法があるのですが、体の動きと連動させ、自分の中の邪気を抜いていくイメージを浮かべるというのが基本となります。
気があるかないかは別の話として、これは現代で言うイメージトレーニングです。
「今抱えているこのもやもやした気持ちは、元々自分が持っていたものではないから手放そう」と、自分の中から邪気が抜けていくことを想像しながら単調な体の動きを繰り返していると、10分程度の気功法でも確かにストレスレベルは下がります。
気功は自己治癒能力を発達させ、極めると心臓、目から花粉症、コンピューターストレスまで自己治癒できると書かれているので興味があれば突き詰めてみるのも良いかもしれません。
対峙系:マインドフルネス瞑想
泄法について長々と解説しましたが、今回は気功も対策に選びません。
短時間でストレス発散に効果があることはわかっていますが、既に結果がわかっていることをやってもつまらないからです。
また、発散系は結局ストレスという-を0にするだけなので、0を+にしていきたい私は別の方法を模索しました。
そこで見つけたのがマインドフルネス瞑想です。
つまり、マインドフルネスとは、すべての経験に焦点を合わせ、より意識的になることなのです。
記憶力や免疫力をも上げる? 「マインドフルネス」とは結局何なのか : ライフハッカー[日本版]
このマインドフルネスな状態に自分を持っていくための訓練がマインドフルネス瞑想です。
発散系と異なり、ストレスフルな状態にある自分と対峙し、それを意識することにより気分を鎮めます。
発散より収束、避けるより立ち向かうという言葉が好きな私好みです。
しかも、マインドフルネスを高めれば以下の効果があると言われています。
ではここからは、マインドフルネスに関する最新の研究の成果をいくつか見ていきましょう。
・記憶力と学業成績を向上させる。
~省略~
・減量や健康的な食生活に役立つ。
~省略~
・意思決定能力を高める。
~省略~
・ストレスを減らし、慢性的な健康問題の改善を助ける。
~省略~
・これまでにわかっているマインドフルネス瞑想の脳への効能が、すべてもたらされる。
集中力や創造性の向上、不安やうつ病の軽減、人を思いやる心の向上など…。ここに挙げたのはほんの一例です。
記憶力や免疫力をも上げる? 「マインドフルネス」とは結局何なのか : ライフハッカー[日本版]
「ホンマかいな!?」と思いますが、一応、科学的根拠があるようです。(詳しくはリンク先参照)
リンク先に挙げられている論拠だけでは、これらの効果が事実であると証明するには量も質も足りないと思います。
しかし、私のモットーは「世間でどう言われていようが、自分にメリットがあるならやる!無いならやらない!」なので、とりあえずチャレンジします。
TaskChuteの毎日の帰宅タスク直後にマインドフルネス瞑想15分のルーチンタスクを入れ、しばらくは、ストレスレベルが高い時は瞑想、高くないときは下記本を読んで学習するという生活をプログラムしました。
しばらくしたら、仮説検証編で結果を報告します。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
私が気功とか瞑想に抵抗がないのは、システムや仕組みと同じくらい精神も大切と考えているからです。
精神と人間は切っても切り離せない、というか切ってしまったらそれは人間と呼べるものではなくなるでしょう。
仕組みと精神、ハードとソフトの両方を少しずつ育むことが必要と考えます。
あと、結局TaskChuteについて最後の数行しか触れてなくてごめんなさい。
わざとじゃないんです。。書いていく内に方向性がズレてしまったんです。。