昨日はThinkPad外付けキーボードを紹介しましたが、今回はキーボードを使うなら必ず一緒に使いたい、パームレストを紹介します。
パームレストって使う必要あるの?
あります!
人間工学の観点からキーボードは手首の高さより下にあった方が打ちやすいのです。マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードはその様に設計されています。
Sculpt Ergonomic Desktop Keyboard & Mouse (スカルプト エルゴノミック デスクトップ キーボード アンド マウス) | Microsoft Hardware
私もマイクロソフトのエルゴノミクスキーボードを使っていました。始めは違和感があり打ちにくいですが、慣れると手首がラクになりリラックスしてキーを打てます。
手首より高い場所にキーがあると、常に手首を反らした状態になるので、前腕の外側の筋肉が張ることになります。そりゃ腱鞘炎にもなりますよね。
キーボード奥底面のツメを立てて傾斜できるキーボードがありますが、平置きより更に手首を反らすことになるので、手首にとっては自殺行為です。
エルゴノミクスキーボード使えば一番身体に負荷がかかりません。
しかし、「わざわざエルゴノミクスキーボードを買いたくない」、「自分の好きなキーボード使いたい」と思うのは自然なこと。
そんな時、パームレストを使えば、少ない投資で身体に負担のかからないタイピング環境を構築できるのです!
素材は革がいい
私は今パームレストを2種類使っています。
一つは FILCO キーボード用パームレスト レザーパームレストMサイズ
もう一つはDigio2 ジェルリストレスト グレー
amazonで評判の良い2つを選びました。
それぞれ特徴があり、レザーパームレストは高さが2段階になっていて自分に合う高さで使うことできます。ジェルリストレストは写真の通り分割できます。
ThinkPad外付けキーボードとの大きさ比較はこんな感じ
結論を言うと、レザーパームレストの方がいいです。
パームレストの重要なポイントは高さと滑りと固さです。
■高さ
レザーパームレストは高さを2段階で調整できます。ちなみに私は手首を出来るだけリラックスできるように高い方で使っています。
■滑り
レザーパームレストの表面は牛本革ポリウレタンコーティング、触った感じスベスベです。ジェルリストレストの表面はナイロンです。
ジェルリストレストは、パームレスト上で手首を移動させるときにナイロンの細かい縫い目が気になってきます。摩擦があるのです。一方、革は縫い目がないので引っかかりなくスムースに手首を移動させることができ、快適です。
■固さ
固さは人それぞれかも知れませんが、私はジェルより安定性のある発砲ウレタン&革のレザーパームレストの方が好みです。手首を預けるのだからある程度固さがあった方が良い。
総括
快適なPC作業にパームレストは必須です。ThinkPadキーボードのトラックポイントによりマウスを使わなくなり、腕の移動が減りましたが、パームレストを使うことにより更に腕への負荷が減り、作業効率が上がります。
そして、パームレストは摩擦のない革がベストです。
レザーパームレストは仕事で、ジェルリストレストはプライベートで使っていますが、プライベートもレザーパームレストに変えたい。。。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
エルゴノミクスキーボードではキー配列がハの字になっています。これは肘を開いて自然な体勢でキーを打つためです。普通のキーボードでも肘を開いて手首をハの字にして打つと少しラクに打てるので試してみてください。
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