今回はCharge HRで取った運動ログがFitbitアプリにどのように記録されるかを紹介します。
データの価値は、どのように扱えるかによって決まると言っても過言ではありません。
Fitbitアプリでは、十分データを柔軟に扱えると言っていいですが、あと一歩の部分もあります。
記事の要約
運動記録の取り方
Charge HRでの運動記録の取り方は、3通りあります。
- Charge HRのエクササイズモードで記録する
- Fitbitアプリでリアルタイムで記録する
- Fitbitアプリで後から記録する
1. Charge HRのエクササイズモードで記録する
▼Charge HRの左サイドボタンを長押しすると、Charge HRが振動してエクササイズモードが始動します。
エクササイズモードに入るとCharge HRの表示が以下に変化します。
- 左サイドボタンを押すと1番始めにストップウォッチが表示され、エクササイズモードを開始してからの時間が表示される
- カロリーや歩数、距離などはエクササイズモードを開始してからのデータが表示される
▼ストップウォッチは、コンマ秒単位が表示されます。下図の表示は分、秒、コンマ秒です。
エクササイズモード中は、カロリーや距離などの表示がエクササイズモード開始時からのカウントになるので、ランニングなどでは今どのくらい走ったかを確認できます。
運動が終わったら、左サイドボタンを長押し、エクササイズモードを終了します。
▼その後、Fitbitアプリと同期すると、エクササイズモードで記録した運動が「Workout」として登録されます。
▼タップすると、心拍数
▼消費カロリー
▼目標へのインパクトが表示されます。
2. Fitbitアプリでリアルタイムに記録する
▼Fitbitアプリで記録を取る場合は、ダッシュボードの「運動を記録」をタップ
▼右上のストップウォッチをタップ
▼この3種の中からエクササイズを選び、運動をします。
▼終わると、選んだエクササイズ名で登録されます。
▼タップすると、距離・運動時間・平均ペース・ルート
▼1km毎のペース
▼心拍数
▼カロリー
▼目標へのインパクト
▼過去に行った同じ種類のエクササイズの履歴が表示されます。
3. Fitbitアプリで後から記録する
「運動の記録」⇒ストップウォッチをタップし、
▼推測候補からエクササイズ名を選び、運動開始時間と運動時間を入れます。(消費カロリーは自動で計算されます。)
▼すると、入力した開始時間と運動時間から計算されたエクササイズ実行中の心拍数が、Charge HRから読み出されて登録されます。カロリーとインパクトも同様です。
エクササイズモードを使う場面が想定できない
誰でもランニングでは距離を記録したいと思うので、2のFitbitアプリでログを取ることになると思うので、エクササイズモードは使うことはありません。
エクササイズモードでの記録と、Fitbitアプリで後から登録した記録の記録項目は、心拍数&消費カロリー&目標へのインパクトの3つです。しかし、エクササイズモードでの記録したエクササイズの名前はAndroidアプリ上では変更ができません。(ウェブ上ではできます)
この条件で、エクササイズモードを使う必要性を感じられません。
まだ、エクササイズモードでランニングを記録した際、Charge HRで記録した距離(歩数からの算出なので不正確ですが)やペースをアプリに取り込めるなら、スマホを持っていきたくないときに活用できるし、アプリ上で名前を変更できるならエクササイズの開始時間と実行時間を覚えておく必要がないので使えますが、現状、エクササイズモードを使うメリットが全く思いつきません。
唯一の利点は、エクササイズモードが始まってからの時間や距離や歩数などが出るところですが、時間は時計を見ればだいたいわかりますし、距離は歩数からの算出なので不正確ですし、歩数もカロリーも走っている最中に確認する必要は特にありません。エクササイズモードとFitbitアプリでの記録を同時に行っていると、Fitbitアプリ側のGPSで記録しているデータをCharge HRにフィードバックし、正確な距離と現時点のペースが出るとかならまだ使い道はありましたが、現状そんなことはできません。
エクササイズモードに関しては、なんかイマイチですね。
<追記 2015/7/30>
アップデートにより、エクササイズモードを使う価値が出てきました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考→[i][レビュー]アップデートでさらに使い勝手が増したCharge HR | アイドリングタイム
総括
なんかこきおろした感じになっちゃいましたが、後から記録しても時間を覚えておけば、Charge HRから心拍数を拾ってくるという機能は素晴らしいです。
Charge HRを着けていれば、運動を記録するために、ボタンを押したりアプリを開いたりしなくても、後から正確な運動の記録を付けることができるのですから。
次回はApple Watchとの比較記事を予定しています。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
使い始めてから1週間も経つとムダにアプリで記録を見る頻度が減り、Charge HRが日常に溶け込んできました。