今日は2年以上愛用している三脚、Velbon ULTREK UT-43Qを紹介します。
少々値は張りますがコスパ最高です。
性能の高いコンパクトな三脚
UT-43Qは最低336mm~最高1550mmまで高さを調整できます。
これだけの調整幅を持っていながら、本体にマグネシウムと特殊な機構を採用したおかげで、収納時の高さは272mm、重さは1080gしかありません。
しかしながら耐荷重は2kgと剛性があり、長いレンズを付けても垂れることがありません。
同じぐらいの調整幅を持ち、自由雲台など後に紹介する様々な機能を持った本格的な三脚は普通1.5~2kgはあり、折り畳んだ状態でも結構大きかったりします。
そんな中、このUT-43Qの驚異的なコンパクトさが目にとまり、購入を決めました。
組み立てながらの写真付きレビュー
▼テレビのリモコンと同じぐらいの高さ。非常にコンパクト
▼重さは実測1093g
ここから組み立てていきます。
▼三脚の足の部分を180度反転させます
▼中央ヒンジ部にあるストッパーを30度回転させ、効かせます
▼ストッパーのパーツをスライドさせて開脚角度を調整します。この位置だと、脚が最も閉じます
▼真ん中
▼一番脚が開く位置
▼ここまで組み立てれば、三脚として使える状態になります。あとは高さを調整するだけです
▼脚の先端を左にひねると
▼脚が伸びてきます。右にひねるとロックがかかるので無段階の高さ調整が可能です。が、3本の脚で水平を取りたい場合は、この伸びている節ごとの固定になるので、6段階の高さ調整となります。開脚の3つの角度と併せると6×3=18段階です
▼脚立のカメラを付ける部分。目盛りの下のロックを回すと、この部分でも高さ調整できます
▼ここのロックを回すと、首が地面と平行に360度回ります。目盛りが振ってあるので、角度調整しやすいです
▼ここのロックを回すと、右上の雲台がフリーになります
▼雲台はこのような姿勢にできるので、高い位置から見下ろすような写真も撮れますし、カメラを横に倒して縦の構図の写真も撮れます
▼クイックシューは分離します。旅行の際は、カメラにクイックシューを付けっぱなしにし、必要なときだけ三脚に素早くセッティングすることができます
総括
こんないい三脚を買いながら、実は家の中での物撮りにしか使っていません。せっかくのコンパクトさを全く活かしてないという。。
しかし、UT-43Qは高さ調整が素早く行え、一番高い1550mmから見下ろす写真を撮れるので、物撮りでも重宝しています。大きい物を背景を入れずに撮る場合、できるだけ高い位置から見下ろすように撮るのが一番ですからね。
▼こういう写真
いつか自然写真を撮りにこの三脚を持ち出したいです。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
実は三脚まで入るカメラ用リュックも2年前に買っていたり。。