前回のNEXUS6を買わなかった理由に引き続き、今回はARROWS NX F-05Fを買った5つの理由。
記事の要約
1.バッテリー持ち最強!
ストレスがかなり減りました。いや、ほんとに。
前機種のP-02Eを使っていたときは、常にバッテリー残量を気にしていましたが、F-05Fに替えてから全く気にならない。
F-05Fのバッテリーはそこそこハードに使っても1日は確実に保ち、あまり使わなければ2日は保ちます。
▼この通り、仕事をしている平日であれば2日はイケル。
ガジェヲタのわたしでこのような結果なので、普通の人であれば富士通がアピールしているように3日使えると思います。
その一番の理由は、5インチ&フルHD液晶で3200mAhのバッテリー容量だからでしょう。
画面が大きければ大きいほど、また解像度が高くなればなるほどバッテリーを消費します。
約6インチ&WQHD(1440×2560)のNEXUS6でもF-05Fと同じ3,200mAhのバッテリー。
F-05Fよりもバッテリー容量が大きいドコモ2015年春モデルのARROWS NX F-02G、AQUOS ZETA SH-01Gでもそれぞれ、3500mAh/5.2インチ&WQHD、3300mAh/5.4インチ&フルHDなので、画面サイズ&解像度当たりのバッテリー容量ではF-05Fが全スマホ中No.1です。
更にWhiteMagic液晶を採用することにより、少ない電力でも明るい。省エネ効果はもちろん、屋外での視認性も抜群。屋外だろうが、見える見える♪
▼太陽が写り込んでも、写り込み部以外すべて視認できるかなりの明るさ。
このおかげでストレスが更に減りました。
2.片手に収まる幅の狭さ
「片手で持てなきゃスマホじゃない!」持論を展開するわたしですが、F-05Fの横幅はベゼルレスで69mmとなかなかの狭さ。
と言っても、実は前機種のP-02Eよりも1mm幅が広いのですが、F-05Fはカバーなしで使っているので実使用時の幅はF-05Fの方が狭いのです。
「いやいや、カバーなしじゃ傷付いちゃうじゃない」というアナタ。F-05Fなら無問題。
なぜなら、F-05Fは裏面塗装に本物のダイヤモンド粒子を使い、さらにハイパーガード層を重ねる「ハイパーダイヤモンドタフコート」を施し、通常の塗装と比べ耐久性が5倍になっているからです!おまけに前面にはゴリラガラス3を採用しているので液晶フィルムも不要!
使い始めて2ヶ月ですが、いまだに傷一つありません。
スマホの手の収まり具合を気にするわたしからするとこの点はかなりナイスでした。
3.必要十分なパフォーマンス
Snapdragon 800 MSM8974AB 2.3GHz(4コア)を採用したF-05Fはサクサク動きます。
現状、これよりも明らかに高性能なのは、NEXUS6、Galaxy Note Edgeが採用しているSnapdragon 805 APQ8084 2.7GHz(4コア)のみ。
Xperia Z3やGALAXY S5が採用しているSnapdragon 800 MSM8974AC 2.5GHz(4コア)はMSM8974ABから最高クロックを上げただけのものです。
パソコンでもそうですが、0.2GHz最高クロックが変わったところで何が変わるというのでしょうか?むしろ、省電力のためには最大クロック数は低い方がよいかも知れません。
前回でNEXUS6を「谷間の世代」と表現しましたが、CPUの世代交代が遅れている現在、F-05Fのスペックは最新モデル群と比較しても見劣りしないのです。
5.便利な機能が満載
新世代タッチパネルセンサー
F-05F発売当時の富士通のインタビューが以下です。
そのためF-05Fでは、タッチパネルのセンサーに、最新の第5世代のものを搭載した。前モデルのF-01Fでは第4世代のセンサーが使われていたが、それと比べてタッチ精度や反応速度が飛躍的に向上。しかも、起動しているソフトウェアなどに応じてタッチ感度を変化させられる機能も備えている。
これにより、文字入力時とそうでない時とでタッチ感度を変える、といったことが可能になったのも大きいと吉田氏。
「ホーム画面を操作している時と、Webを見ている時、そして文字入力時とでは、最適なタッチ感度は違うのではないかと考え、画面モードごとの感度設定を微妙に変えてチューニングしていきました」(吉田氏)
「Super ATOK ULTIAS」誕生秘話 ~完結篇~ – ARROWS×ケータイ Watch
液晶フィルムを貼る必要がないおかげで、指滑りのよい特殊表面処理「スーパーグライドコーティング」の恩恵もあずかることができ、実際、非常に反応がよいです。
タッチ判定が厳しいATOKのフラワー入力での誤認識がP-02Eよりも減り、ブログ下書きをスマホで行う際のストレスも減りました。
指紋認証便利過ぎ
画面ロック解除の際に、パターンや番号を入力しなくていい。この快適さは計り知れません。
これに関しては指でホームボタンを押すだけで認証されるiPhoneのTouchIDの方が、背面のボタンを押して指をスライドさせる必要のあるF-05Fよりも更に快適だと思います。
しかしF-05Fの指紋認証方式でも、一度体験してしまったら、もうわずらわしいパターン入力には戻れない。
押しにくいサイドキーを押さなくても、背面の指紋認証ボタンを押せば画面を点灯させられるのも良ポイントです。
▼カメラの下の黒丸が指紋認証ボタン。
▼自然に人差し指を置ける位置にある。中央にボタンがあるのでどちらの手でも押しやすい。
プリインストールアプリが「使える」
メーカーのプリインストールアプリは、使い勝手が悪いものが多いのですが、F-05Fはなかなか「使える」アプリが揃ってます。
画像やゲーム画面など、ディスプレイに表示されている文章ならなんでもコピーできる「なぞってコピー」。当初は「そんな使わんだろー」と思っていましたが、web上だとフォトショップ等で文字をテキスト以外の形式で保存しているケース(トップページのサイトロゴとか)が意外に多く、活躍する場面がケッコーあります。
また、ブルーライトを軽減できる「ブルーライトカットモード」や画面端からスワイプしてアプリランチャーを開ける「スライドインランチャー」などが標準で搭載されています。前機種ではこれらの機能を付けるためにアプリを入れていました。純正のホームアプリ「NX!ホーム」もそこそこ使えるので、案外メモリを食う外部のホームアプリを入れる必要もなく、メモリ&消費電力の節約ができます。
▼ブルーライトカットモードはステータスパネルに登録出来てアクセス性よし。
▼スライドランチャーは円形のランチャーが出てくる。
▼最大10カ所場所を指定でき、自由度が高い。
4.なんと言ってもリーズナブル!
NEXUS6は税込みで7万5千円しますが、F-05Fは2014年夏モデルなのでお買い得な価格になっています。
さらにドコモ端末なので、2015年4月30日までに申し込めば、Evernoteプレミアムが1年無償で、約4000円分オトクです。
2ヶ月前、わたしが楽天で買った時は36,000円でしたので、実質32,000円。
この当時でも、「これは買うしかない!」と思い即決しました。
総括:コストパフォーマンスが高く、高性能をコンパクトにまとめた端末
上で紹介した機能の他にも防水や専用にチューニングされたATOKなど、使いやすい機能がてんこ盛りで、コスパがヒッジョーに高いです。
アンドロイドが出始めたときは、「ARROWSだけは地雷だからやめとけ」とまで言われていましたので、F-05Fのネットでのよい評判を見つつも、内心少しビビりながら買いましたが、特に欠点のない良機です。いや、神機と言っても良いかも知れない。
「スマホは5インチ以下がいいけど、スペックも譲れない!けどお金もそんなにかけたくない!」という方に、今一番、オススメしたい端末です。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
一度白ロム&MVNOの安さを知ってしまうとキャリア契約なんて出来ませんね。
型落ち白ロムでもスペックは十分ですし。