前編では「タブレット用途で買ってはダメ!」と酷評したARROWS Tab QH55/Mですが、視点を変え、ノートPCとして見ると評価はガラリと変わります。
私の用途であるブログ記事作成とネットサーフィンには必要十分の機能を備えているからです。
記事の要約
新型Atom Z3770の処理能力はなかなか
ブラウジングにしてもofficeを開くにしても、ストレスはありません。
動画キャプチャによりCPUに負荷がかかっているので、Googleマップの操作が実際よりも少し、もたついています。
しかし、それを差し引いても「遅い・重い」という印象はありません。
Atom機を2台使ってきましたが、段違いの性能です。
▼懐かしい人には懐かしいAtom Z520搭載のLOOX UとAtom N270搭載のU100
優れた可搬性&バッテリー持ち
一昔前じゃ考えられない軽さと薄さ、バッテリー持ちですよね。
▼ARROWS Tab QH55/Mはキーボードがついていないのでアンフェアですが、歴代Atom機との比較。動作時間はノートPCとしてバリバリ使った場合です。
重量 |
画面サイズ |
厚み |
体感動作時間 |
|
ARROWS Tab QH55/M |
650g |
10.1インチ |
10mm |
5時間弱 |
LOOX U/G90 |
495g |
5.6インチ |
24mm |
2時間弱 |
Wind Notebook U100 |
1150g |
10.2インチ |
31mm |
1時間強 |
U100とは何だったのか。。。
ワコム社製スタイラスが思っていたより便利
入力中、手を画面についても大丈夫!
iPadでスタイラスを使用したときに一番落胆したのは、ペン入力中に手をiPadに乗せるとその部分にも入力判定が発生し、点や線が引かれてしまうところです。
「これじゃ、まともに字を書けないではないか!」と思ったものです。
(お高いスタイラスを買えば、識別してペン先だけに反応してくれるのだと思います)
しかし、ハード側が専用のスタイラスに対応しているARROWS Tab QH55/Mは、ペン入力中はペン先にしか反応しないので画面上に手を置いて安定した字を書くことが出来ます。
さらに、画面上空2cmぐらいの位置から画面がペンに反応するので、サイドスイッチに右クリックを割り当てれば、ペンを浮かしたままマウス操作が可能です。
▼最低限の長さのスタイラス。 本体に収納できるのが大きなメリット。
▼サイドスイッチのカスタマイズは柔軟性に富む。
こういう使い方も
先日の日光旅行で役に立った使い方を一つ。
▼バスの出発時間を調べると時刻表を発見。
でも何時のバスに乗るかをメモるのは面倒くさい。
▼時刻表を印刷し、OneNoteに飛ばす。
▼OneNoteで直接ペン入力してラクをする。
しかも今見返すと、文字が自動で認識され、タイトルに反映されてますね。
Windowsタブレットを中心に使っている人は、EvernoteよりOneNoteの方が使い勝手がいいかも知れません。
総括
タブレットとしてはボロクソの評価をしましたが、それは賑わっていないWindowsアプリストアのせい。
ノートPCとして見ればARROWS Tab QH55/Mのハード性能は素晴らしい。
スペック買いは正解でした。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
富士通直販では、「ミニマムサポート=電話問い合わせ初回より有料」を見積り時に選択すれば、5000円引きになります。
[富士通直販WEB MART] ARROWS Tab一覧 : 富士通
~~編集後記~~
LOOX Uも作ってたし、富士通は尖ったPCを作り続けてるんですね。
これからも期待しています。