amazonで12/25まで、30日間金額返金キャンペーンをしてるので、今更ながら一年前の発売日に買ったKindle Fire HDX 7をレビューします。
記事の要約
音がデカい!そして良い!
「世の中音を軽視したタブレットが多すぎる!」
「動画もゲームも音楽も楽しむタブレットは画面がキレイなだけじゃダメなんだよ!」
という熱い想いで作られたかどうかは知りませんが、Kindle Fire HDX 7は音にかなりの力が注がれています。
ぜいたくにも左右に各2つずつスピーカーを搭載しているので、まず音がデカい!
▼背面左右にスピーカー穴。
▼ズーム!
屋内はもちろん屋外での使用にも十分耐えられる音量です。
さらにドルビーデジタルプラスにより、音の広がり&音場再現力がハンパない!
(「音場って何?」って方はこちらの記事へ)
ボーカルがきちんと真ん中に定位し、コーラスや楽器はその周囲に配置されます。ドルビーすごい。
とても7インチのタブレットから出ている音とは思えません。同サイズのポータブルスピーカーでもここまでの音質のものはないでしょう。
もちろんドライバが小さいので低音の迫力は望めませんし、ピュアオーディオ的な音ではありませんが、高音はキレイで、メリハリの効いた音を出します。
さらにAmazonインスタント・ビデオの映像は5.1chバーチャルサラウンドで楽しめるようです。
「Amazonインスタント・ビデオ(関連ニュース)」。PCでの視聴にも対応しているサービスだけに、既に利用したことがある人も多いだろう。本サービスで注目したいのは、Amazonのタブレット「Kindle Fire HD/HDX」を視聴デバイスに使うことで、ドルビーの音響技術「ドルビーデジタルプラス」のエンコードを利用した5.1ch音声コンテンツをバーチャルサラウンドで楽しめる環境を整えていることだ。
~中略~しかし、オーディオ技術にもドルビーデジタルプラスのポスプロ技術とコーデック技術を搭載しており、ドルビーのエンジニアが端末の音づくりを行っていることも大きな特徴。Kindle Fire HDXは、画質・音質ともに一線級のクオリティを備えているのだ。
音もこだわった高スペックタブレット「Kindle Fire HDX」で映画を楽しむ (1/3)
Phile-web
Kindleの使い勝手がいい
”Kindle” Fire HDX 7なので当たり前ですが、Kindleが便利に使えます。
長時間読める
Kindle Fire HDX 7は電子書籍を読む画面になると不要なシステムを自動にシャットダウンし、通常の動作時間最大11時間から最大17時間まで延びます。
汎用のKindleアプリでは得られない利点です。本を読む人にはよいですね。
サクサク買える
amazon純正端末だけあって、Kindle書籍がカンタンに買えてしまいます。
4タップで日替わり&月替わりセール本を買えてしまう恐ろしさ。
▼ホーム画面で上部の「本」をタップすると
▼購入済み書籍の画面になります。右上のストアをタップ。
▼ここから買い放題。
▼日替わりセール本を見るために下から上へスワイプ
▼本をタップすると、もう購入画面です。
Kindle端末を買う人は電子書籍に関してamazonと心中する覚悟のある人だと思うので、購入画面までのアクセス性の良さはメリットになるでしょう。
その他の点も負けてないよ
絶対に他のタブレットに買っている2点を挙げましたが他の要素も決して負けていません。
液晶も一級品
圧倒的な高解像度(323ppi)、忠実な色彩を再現する100% sRGB、反射を抑えるスクリーン、向上した輝度
Kindle Fire HDX 7タブレット
軽量コンパクトな超高速タブレット
1920×1200で解像度十分&sRGB100%の再現性は写真や動画を見るのに最適です。
CPU&メモリも十分
Snapdragon 800 2.2GHz(クアッドコア)&メモリ2GB。
一年前の最新スペックですが、操作上のもたつきは一切ありません。
普通のandroidアプリも案外使える
Kindleは基本的にKindleストアに登録されたandroidアプリしか使えないことになっていますが、apkでのインストールに対応しているので大体のアプリは使えます。
しかし、Kindleは端末単位でGoogleアカウントとの紐付けが出来ないのでGoogleマップなどのGoogleのアプリは使えませんし、インストール出来ないものもありますのであまり期待をかけてはなりません。
純正ORIGAMIカバーが便利(高い&重いけど)
まず高い。
そして重い。
▼本体302gに対して
▼カバーが176g。装着したら重さ約1.6倍です。
▼外側の背面にamazonロゴ
▼内側にもamazonロゴと、amazon好きには堪らないデザイン。
ところどころ黒いのは1年使った証拠と言うことでご勘弁を。。
Kndleの背面とマグネットでガッチリくっつく仕様なので、必要な時にカンタンに着脱出来るのがイイです。重たくてイヤになるときもありますが、この仕様のおかげで1年以上常用することが出来ました。
四辺、どこを下にしても置けます。
▼スピーカーを上にしたスタンダードな横置き
▼逆パターン
▼縦置きもイケます。
一工夫されているのがスピーカーとカバーの間に3mmほどの隙間が出来ること。
▼この隙間のおかげで音が使用者側に反響し、より明瞭になりサラウンド感が増します。
さらに片手持ちをするときにも便利。
裸で使うと確かに軽いのですが、地面とKindleを垂直にすると落としそうになります。
▼この状態で支えるのはちょっとツラい
それがカバーを付けると指でカバーを挟みつつホールドできるので、Kindleを垂直にしても大丈夫!
▼カバーが斜めに折れるので指で挟みやすい
カバーの指で挟んでいる場所以外の部分は磁力で背面にペッタリとくっついてるので、ブラブラしません。
▼こんなに傾けてもダイジョーブ
総括:「音」が良い。その一点だけで買う価値アリ
コンテンツを楽しむ際、「音」は非常に重要です。
なぜ映画館に行くのかと聞かれたら「あの音響設備で映画を楽しみたい」からと答えます。
照明が落とされ、大きなスクリーンに集中できることが映画館での没入感を生み出していることは確かですが、日常では味わえない「音」がその没入感を2倍にも3倍にもしていると考えます。
と、映画館の音に例えるのは大げさですが、その「音」にこだわったKindle Fire HDX 7は発売から1年経った今でも唯一無二のタブレットと言えます。
発売から1年経ってもモデルチェンジしなかったことが、amazonのこの製品への自信の現れと言えるでしょう。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
返金キャンペーンをしてますが、満足しない人はいないと思います。
もちろん、汎用のanddoidタブレットと思って買ったらいけませんが。。