ロードバイク乗りが抱える問題の一つがロードバイクの置き場所。
特にワンルームの狭い部屋に住んでいる人は、頭を抱えることになります。
「盗まれるかも知れないので外には置けない。」
「けど、部屋の中に横置きできる広さはない。」
「縦置き用スタンドは、数万円する。。保管のためだけに数万払うのはなぁ。」
「賃貸なので天井から逆さに吊るすためのリフォームはできない。」
そんな方にレオパレス住まいの私が、室内でのロードバイクの保管方法を公開します。
狭いと言われているレオパレス室内で保管できるのだから、どんなワンルームでも保管できるはずです!
記事の要約
長押(なげし)や鴨居(かもい)に吊る!
私の住んでいるレオパレスには、収納の一部としてフックをかけることのできる板が壁に備えられています。
壁にこのような板が付いていなかったら、和室の場合、長押(なげし)や鴨居(かもい)を利用すれば同じ事ができます。
「え?長押?鴨居?」
そうですね。私もこんな言葉聞いたことありませんでした。
ロードバイクを吊る上では、壁を横断している木材と解釈すれば問題ありませんが、説明も載せておきます。
長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。
長押 – Wikipedia
鴨居(かもい)は、和室の襖や障子などの建具を立て込むために引き戸状開口部の上枠として取り付けられる横木。
鴨居 – Wikipedia
洋室の場合は・・・どうにかしてフックを引っかけられるところを見つけて下さい!
そこにS字フックをかけ、前輪を吊ります。
そのままではフックの耐荷重オーバーが心配なので、後輪を地面に着けます。
私はローラー台練習時に前輪を固定するブロックで後輪を固定しています。
高さが足りない場合はタウンページ等を挟んで調整します。
吊る際は、壁を汚さないように、チェーンが壁と反対側に来るようにしましょう。
写真の吊り方をするには、カーブ部がホイールをかけられる程度に大きいS字フックを2本用意する必要があります。一本目のフックを壁に垂直かけることができないからです。
小技としては、フックと後輪ブロックをテープで位置決めをすると、それぞれの位置関係がズレないので、バイクを戻すときにスムーズに戻せます。
タイヤはトイレに吊るす!
めっちゃ圧迫感ありますが、自分しか入らないので問題なし!
こちらも壁が汚れない様に、スプロケットを壁の反対向きになるように吊るしましょう。
突っ張り棒の片方をドアの枠上で固定すると、落ちてくる可能性が減ります。
フック&突っ張り棒はケチっちゃダメ!
道具は100円ショップで済まそうなどとケチっちゃダメです。
まず本体を吊るS字フックですが、ロードバイクを10kgとすると、感覚的に最低でも耐荷重5kgは必要です。
耐荷重5kgのS字フックは100円ショップでは手に入りません。
ホームセンターで、ちゃんとしたものを買いましょう。
数万~数十万投資しているバイクだと思いますので、フックが壊れてバイクが倒れるという事態は避けたいものです。
次にタイヤを吊る為のつっぱり棒ですが、こちらも耐荷重が出来るだけ高いものを買いましょう。
100円ショップの耐荷重が低いもので済まし、トイレ中にタイヤが落っこちてくるとマジでビビります。
下手したらスプロケットでケガをする可能性もあります。
参考に私が買ったつっぱり棒のリンクを貼っておきます。
これに変えてから、タイヤが落っこちてくることはなくなりました。
耐荷重を気にしすぎて、太いものを買うと小さいS字フックが使えなくなります。
フックが太く大きくなると、タイヤの吊り位置が低くなり、トイレ中にタイヤが身体に当たることになるので、出来るだけ細いものを選びました。
まとめ
狭い部屋の中でのロードバイクの置き方を紹介しましたが、この方法を確立するまで合計10時間ほどかかりました。
耐荷重の高いフックやつっぱり棒を探したり、フックの形状が合わず買い直したり、100円ショップの安物を使って失敗したり。。
小さいことでも成功させるにはそれなりのノウハウが必要ということを学びました。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました。
~~編集後記~~
実はヘルニア発症してから全く乗れてません。