倉下忠憲(@rashita2)さんが、くら寿司にあやかった<びっくら本>という今年のオススメ本紹介企画を始められたので応募します。
R-style » 【企画】2016年の<びっくら本>を募集します #mybooks2016
ちなみにくら寿司のメニューではあぶりチーズサーモンが好きです。あのこってりした感じがたまりませんね。あー、くら寿司行きたい。
さて、わたしが紹介するのはエリック・リース著「リーン・スタートアップ」です。
この本はひばち(@Evaccaneer )さんに教えてもらいました。
ひばちさん曰く、この本はリーン・スタートアップ界隈では「青本」と呼ばれていて、「この本を読んでないならモグリのアントレプレナーだぜ?」と言われてしまうほど有名な本らしいです。タスク管理界隈でのGTD本みたいなもんですかね。
わたしはアントレプレナーじゃないので、もちろんこの本の存在は知らなかったのですが、読んでみたらおもしろい。
本の内容は「トヨタのリーン生産方式を起業に適用する」というものですが、「多くの点がタスク管理に通じるのではないか」という感想を持ちました。
起業、スタートアップというと、「人の役に立つ世界で初めての製品・サービスを作る」というイメージですが、わたしたちが日常生活で新たに挑戦しようとしていることも小さな起業と捉えることができます。
なぜなら、そのような新たな挑戦は、「(私という)人の役に立つ(私の)世界で初めての製品・サービス(の一部に関わること)をやる」ことですから。
もうこれは、わたしたちすべてがアントレプレナーであると言っても過言ではないですね。We all are entrepreneurs.
新たな挑戦と言っても幅は広く、「新しい習慣を作る」というプライベートなことから「やったことのない仕事をする」という仕事に関することまで含みます。端的に言えば、新しい挑戦の対象=リーン・スタートアップの方法論を適用できる対象タスクは「今ルーチンになっていないタスクすべて」です。
リーン・スタートアップとタスク管理の共通点は、実際に本書を読んで探して頂くとして、わたしとひばちさんの直近の課題図書になる程度には、タスク管理的におもしろい本であることを紹介しておきます。
リーン生産方式ならぬリーンタスク管理で、リーン・スタートアップ界隈で一儲けできないか考えるイド♂でした。