そもそも論に立ち返ってみました。
最初は新しい物欲しさで買ったCharge HRですが、買ってから1ヶ月経った今でも着けっぱなしです。
Charge HRよりも良い製品が登場すれば買い換えるつもりですが、腕時計型心拍計付き活動量計は一生身に付けると思います。
今回は、そこまでハマることになった腕時計型心拍計付き活動量計のメリットを自分なりに考えてみました。
記事の要約
腕時計になる
Charge HRを常時着けていて感じることは、
腕時計って便利。
Charge HRを着け始めるまで、「時間なんてスマホ見ればわかるでしょ。何で時間を見るためだけに、手首に重量物巻く必要があるの?その上、夏はムレるし、それらのデメリットを上回るメリットあるの?」と、腕時計徹底完全否定派でした。
だけど、手首を見るだけで時間を確認できるって手軽で良いですね。
普段から時計をしている人は、よく「スマートウォッチは通常画面消灯されているから、時間を見るまでにワンアクション取らないといけない。時計として不完全。」的なことをおっしゃいます。
しかし、元々腕時計をしていなかったわたしからすると、時間を確認するのに、「スマホをポケットから出し、ボタンを押す」という動作に合計2秒程度かかっていたところが、「手首を返してボタンを押す」という約1秒の動作に短縮されただけでも、大きな改善なのです。
しかも、Charge HRはスマホと定期的に接続されるため、その時刻は秒単位で常に正確。
さらに、腕時計は家に帰ったら外しますが、Charge HRは心拍数を測定するために24時間身に付けているので、気になったら24時間いつでも時間を確認することができます。
<追記 2015/7/30>
アップデートにより、Charge HRは完璧な時計になりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考→[i][レビュー]アップデートでさらに使い勝手が増したCharge HR | アイドリングタイム
運動習慣が身に付き、カロリー収支に敏感になる
多くの人が腕時計型心拍計付き活動量計を購入するメインの目的であろう健康管理に関しても抜かりありません。
シームレスに心拍トレーニングに移れる
運動を効果的に行うには、心拍数を目安にトレーニングするのが一番簡単でわかりやすいです。
単純化して説明すると、体脂肪を燃やしたいのであれば、最大心拍数×60~70%以下で、心肺を鍛えたいなら最大心拍数×70~80%で運動すれば良いのです。
最短の時間で効率良く結果を得たいのであれば、 運動中の心拍の管理は欠かせません。
これまでは胸に心拍測定装置を巻かなければ(チェストストラップ式)心拍測定はできませんでした。その後、光学式の測定方法が確立され、腕時計型心拍計が登場し、チェストストラップを巻く手間が省けました。ただ、電池保ちが良くなかったため、トレーニングの度に再充電した腕時計型心拍計を着ける必要があり、日常とトレーニングの間に「何かを装着する必要性」は残りました。
しかし現在は、常時心拍を測定できる光学式腕時計型心拍計付き活動量計の登場により、心拍トレーニングを行うために何かを身に付ける必要はなくなりました。日常生活からシームレスに心拍トレーニングを始められるようになったのです。
このように心拍トレーニングのハードルが下がったおかげで、気軽に走りに行けるようになりました。最近、帰宅ランを始めましたが、走るまでの準備の時間が減って非常に捗っています。
消費カロリーの信頼性が高い
腕時計型心拍計付き活動量計は常時、心拍数を計測しています。
Charge HRで計算される1日の消費カロリーは、測定した心拍数データも加味して算出されるので、心拍計が付いていない活動量計よりも、消費カロリーの数値が実際の値に近くなります。
活動量計を身に付けると、1日の消費カロリーを増やそうという気持ちになります。腕時計型心拍計付き活動量計は消費カロリーがより正確に計算されるので、 より一層その気持ちが強くなります。
食生活のログを取る気持ちになる
前述の通り、消費カロリーが実際の値に近いので、摂取カロリーの記録にも力が入ります。
摂取カロリーを記録する目的は、消費カロリーとの差分から今日一日でどのくらい痩せたか太ったかを把握するためです。
差分を出したいわけですから、消費カロリーの値が不正確だと摂取カロリーをいくら正確に記録しても、目的は果たされないので、 「まぁ、適当でいいか」となり、そのうち記録しなくなります。
消費カロリーが正確であれば逆の現象が起こります。正確な差分を出すために、できるだけ正確に記録するようになり、記録習慣も途切れません。
実際わたしは、Fitbitアプリを入れた4月24日から食生活のログが1日も途切れていません。
生活が改善する
これは予想していなかった副次的な効果です。
バイブアラームが生活のペースメーカーになる
Charge HRにはスマホで設定できるバイブアラームがあります。
これが想像以上に使えます。
わたしは、現在、就寝時間を23:15にしています。そして就寝までのルーチン活動をTaskChuteで管理しているのですが、なんだかんだグダグダしてルーチン着手が遅れ、結果、就寝が23:15を過ぎるということが多々ありました。
そこで、ルーチン着手時間になったらスマホのアラームを鳴らすようにしましたが、アラームが鳴ってもそのままグダグダしてしまっていました。
しかし、スマホのアラームをやめ、Charge HRのバイブアラームに変えたところ、グダグダ生活を抜け出せました。
バイブアラームに変えたらグダグダしなくなった理由を絞り込むのは難しいですが、個人的には聴覚からの情報よりも触覚からの情報の方が脳に与える刺激が大きいのではないかと思います。
職場や電車内で仮眠を取る場合でもCharge HRのバイブアラームで十分起きることができます。そこそこ振動が強いからです。購入前の心配は杞憂でした。
バイブアラームを手に入れただけでもCharge HRを買った甲斐がありました。
総括
腕時計型心拍計付き活動量計のメリットは24時間心拍を測定できる点ですが、24時間心拍を測定するために、常時装着していることにより得られる恩恵があることが、Charge HRを購入してわかりました。Charge HRでは、時計機能やアラーム機能です。
この部分を充実させれば、さらに生活が変わる予感がします。
今後は、各メーカーさんにはこれらの恩恵を拡張していって欲しいですが、その役割を担っているのはスマートウォッチでしょうか。頑張れスマートウォッチの電池保ち。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!
~~編集後記~~
身体は締まったけど、痩せてないから「やせる!」と書けなかった。。