dp0 Quattro、買いました。
SIGMAのFoveonはdp2x以来です。
Foveon X3 センサーとは?
こちらの記事を読みましょう(丸投げ)。
Foveon X3“Quattro”って何だ? シグマに聞く新「SIGMA dp」(前編) (1/2) – ITmedia デジカメプラス
確実に誤解を招くと確信できるほど極端に書くと、「SIGMA DPシリーズ以外のデジカメに使われているイメージセンサーの色情報は計算によって出された色であり、本当の色ではない。Foveonセンサーでしか世界の本当の色を捉えることはできない。」ということです。
1画素で3色分のデータが取れるので、実画素数の3倍の解像度を誇るとも言われています。
つまり、一般的なベイヤー型のカラーフィルター配列(CFA)のセンサーに比べ、1つのピクセルロケーションあたり3倍のデータ量になってしまいます。
メーカー直撃インタビュー:伊達淳一のもっともっと知りたい!!:SIGMA dp2 Quattroの新Foveonセンサーはカメラの解像力の概念を変えるのか – デジカメ Watch
わたしのように、スペックを重視する人間には堪りませんね。
まぁ、上記のメリットと引き替えに大量のデメリットを抱えているのですが、それは次々回書きます。。
これはカメラなのか?~外観~
語るより実際の姿をご覧いただいた方がよいと思うので、ひたすら写真を並べます。
▼dp0 Quattroのレンズは14mm(35mm換算21mm)
▼デジカメとは思えない外観
▼外装はマット。高級感がある
▼レンズの歪み「0」を実現するというこだわりが生んだのがこのレンズ
▼なぜかI/Oがmini-USBという時代に逆行した謎仕様。データ容量が大きいからか?
▼バッテリーという熱源をセンサーから最も遠いグリップ部に収めることにより、熱ノイズを最小に抑える
▼親指をかけるところは全面滑り止め加工をしてあり、ホールディングはよい。ボタン類も充実
▼ダイヤルは2つ。モードによって役割が変わる
▼さて、これはなんでしょうか?
▼反対側には穴が空いています
▼正解はビューファインダーでした。このように背面ディスプレーに付けて使います
▼非常に存在感があります
▼背面ディスプレーを良いレンズで拡大するという力業
▼覗くと、視界一杯にディスプレイが広がります
総括
まさに「異形」という感じのデザインですが、この形は最高の写りを実現するために計算し尽くされた結果です。
その証拠に、ファインダーを付けると総重量は約850gにもなるのに、ホールディングがよいので持ち疲れしにくいです。
握力に限界が来るよりも前に、腕が重くなります。(それはそれでどうなのかという話ですが)
万人にオススメできるカメラではありませんが、カッコいいことは確かです。
以上!アイドリングタイムのイド♂(@idomars)でした。
ありがとうございました!